2017/8/5(土)にCoderDojo伊勢 第3回を開催しました!
去る8/5(土)、第3回目のプログラミング道場を開催しました。
1.自らいろいろ試してみる、学びあう「道場」というあり方について
第1回、第2回までは 初心者席と経験者席に分けて座ってもらってました。
分け方の基準としては「自分のペースで進めたいか」または「メンターが前で説明するのを聞きながらやりたいか」でニンジャ・保護者の希望を聞きながら分けていましたが、経験者でも「メンターの説明を聞きながら進めたい」というニンジャ・保護者の方が多く、少し気になっていました。
理由としては...
・説明はScratchを初めて使う(使い方がわからない)ニンジャ向けであり、超初心者向けの説明しかしていないということ
・「前回Scratchを使った時から日が経ってしまったから、話を聞きたい」という理由であっても毎回超初心者向けの説明を受けながら操作するだけでは、上達しないのではないか?という懸念が出てきたこと
Scratch未経験者には、毎回キャラクターの動かし方を簡単に説明しています。
保護者の方も「どんなことをやるのか?」を体験して理解してもらうために
初回はご一緒に参加していただくことをお勧めしています。
CoderDojoは「プログラミング教室」ではありません。
これは他のDojoでも同じ考え方で、先生が前に立って指導するスタイルではなく、
また、「今日はこれをやりましょう」といったテーマを与えるわけでもありません。
スポーツ選手の自主トレのように、自分でテーマ(取り組みたいこと)を考えて、試行錯誤しながら実行するということを積み重ねていけば、プログラミング能力や主体的に取り組む力がおのずと磨かれていくと考えています。
このCoderDojoの考え方は、もしかしたら保護者の方にとって期待されているワークショップやプログラミング教室などとは異なると感じられるかもしれません。
経験者ニンジャの制作風景の一つ。
「GAME OVER」画面を作れるようになった!
しかし、2回目以降もCoderDojoに来てくれているニンジャは、
おそらく「上達したい」「もっといろんなことをできるようになりたい」という思いがあってきているのではないかな?と思っています。
私たちの願いとしては、やる気のあるニンジャには上達を目指してほしい、
経験者のニンジャにはなるべく「自分で学ぶ力」を身につけて参加を重ねるごとに成長してほしいと考えています。
経験者チームの作品の一つ。
ニンジャが主体的に考えた作品は大人では思いつかないものもたくさんありいつも驚かされます。
自分で考える経験を通して上達してほしいと考えています。
そのため、以下のスタイルに変えてみました。
・家でやってない、日が経ってしまったので操作を忘れてしまった。
→ワークを用意。前回の復習も含めて自力でワークに挑戦してもらう。
・当然、その中で「ほかにやりたいこと」が出てきたらそれを優先する。
・不明点が出てきたらメンターがサポートする。
「音を変えたい」「背景をつけたい」「キャラクターの色を変えたい」などなど取り組むうちにいろんな「やりたいこと」がいろんな席から飛び出してました。
結果として、最初だけワークで復習→途中からやりたいことが出てきたニンジャはそちらにシフトという形ができました。
うれしかったのはネタ(やりたいこと)探しのために周りのニンジャの作品を見るという機会が出てきたことと、会場隅に開設した「書籍コーナー」を有効活用してもらえたことです。
もっと「やりたいこと」が見つかるよう、書籍コーナーの充実を図りたいなと思っています。
ぜひ今回のDojoを通して継続してやってみたいと思われましたら、
ぜひご家庭でも書籍やWebサイトを参考にしながら継続して取り組んでもらえるとうれしいです。
※おすすめ教材…書籍を購入されるときは、なるべくお子様向けに書かれたもの(お子様が一人で読み進められるような本)がお勧めです!
ある程度Scratchに慣れてきたら、大人(プロ)が使っているようなプログラミングにも挑戦できる機会を作っていきたいと考えています。
2.開催場所について
今回、いつも使用していた「伊勢市福祉健康センター」が予約できなかったため
初めて「ハートプラザみその」を利用させていただきました。
こちらは駐車場が広いので車で来られる場合は良いですね。
ハートプラザみそのでは、借りられるプロジェクターがなかったのですが、
今回見学にいらっしゃいましたN様にご寄付をいただきました。
本当にありがとうございます。
今後のDojoで有効活用させていただきます。(初心者用+テキスト言語用 など)
また、会場の募金箱に寄付をしていただきました皆様、本当にありがとうございます。CoderDojo開催に必要な経費(Wifi使用料、保険料、教材費…など)に活用させていただきます。
CoderDojo伊勢では、最後の15分間を「発表タイム」にしています。
このように発表の機会を作れるのもプロジェクタのおかげです。ありがとうございます。
3.メンター(ボランティアスタッフ)について
今回、大学にボランティア協力をしたこともあり、2名の大学生の方にもご参加いただくことができました。
また、大人向けトレーニングをきっかけに、メンターのご協力をいただいた方も3名いらっしゃいます。
みなさん初めてのメンター挑戦でしたが、ニンジャの習得スピードの速さに驚きながらも楽しんでサポートしていただきました。
CoderDojoの趣旨に賛同・ご協力いただき、大変感謝しております。本当にありがとうございました。
大学・専門学校でプログラミングに取り組んでいる方、
教員志望の方、プログラミングに関するボランティアに挑戦してみませんか?
将来につながる良い経験になると思いますよ。
メンター募集中!
CoderDojoでは引き続きメンターを募集しています。
保護者の方も、「超初心者の子なら面倒見れそう」という方、ぜひご協力いただければと思います。(保護者の方がメンターをしてくださる場合、満席となってもご自身のお子様の参加を受け付けます。)
超初心者の子をサポートできるメンターが増えれば、私どもの方でもう少し高度な内容をサポートすることができるようになります。
ご自身のお子様には、さらに難易度の高い内容にチャレンジしてもらうことが可能です。
「メンターをする自信がない」方には、当方で親子ともに少人数制のトレーニング会を開催させていただくことも可能です。
CoderDojoの場でもお願いいたしましたが、ぜひご検討・ご連絡いただければと思います。
4.次回開催について
10/9(月・祝) 13:30~、伊勢福祉健康センターでの開催を予定しています。
ニンジャの参加受付は9/24(日) 9:00~を予定しています。
回を重ねるごとに申込開始してから満席になるまでのスピードが速くなってきています。
漏らさず開催情報を受け取りたい場合は、ぜひLINE@ (ID:tyy8251o) への友達追加をお願いします。
(イベント情報などを随時配信しています。)
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他にも、Facebook・Twitterで情報配信しています。
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